残雪の苗場山

日時:05/05~05/05
ルート:3合目ーかんば平ー坪庭ー山頂ー坪庭ーかんば平ー3合目

メンバー:KAN, KAZ(苗場山)、MI(小赤沢散策)

KAN, KAZ:5月4日越後湯沢駅から路線バスで美玉、津南と乗り継ぎ、デマンド交通で小赤沢へ到着、えーのかみ宿泊
MI:5月5日同ルートで小赤沢へ到着、周辺を散策後、苗場山を下山したKAN, KAZと合流。

5月5日KAN, KAZ(苗場山)
えーのかみにお願いして3合目まで送ってもらう、既に10台近い車が駐車していて、登山者が入山していた。
6:30登山開始、3合目から4合目あたりまでは残雪がまったくない箇所があったが、4合目からは本格的に残雪あり。
今年は雪解けが早いという情報だったので、2016年5月14,15日の時の様に踏み抜いて歩きづらい状態を予想していたが、夏道は出ておらず歩きやすい。
かんば平に到着後、時間があるので山頂を目指すことにした。装備は、ピッケル(KAN)、ストックと6本アイゼン(KAZ)
コースタイムは、
3合目6:30ーかんば平8:30/8:45ー坪庭11:00/11:15ー山頂11:50ー坪庭12:10/12:15ーかんば平13:45/14:00ー3合目15:10


坪庭の入口は、雪解けが進んでいて大きな穴が空いていた。山頂へは雪の少ない樹林帯を避けて大きく右へ迂回、
KANさんは樹林帯を抜けて行こうとして、途中から雪がなくなり断念した。

かんば平からの下山時、踏み跡のないところを下山していたら、尾根道から右側に逸れてしまい、数回ルート‐ファインディング、登山道にでた。3合目駐車場で蕗の薹を取って、徒歩で林道を小赤沢へ、周辺のブナなどの新緑が美しい。
16:00頃、えーのかみから電話が入って車で迎えに来てくれた。途中で大瀬の滝へおりて水飛沫を浴びた後、えーのかみへ。

5月5日MI(小赤沢散策)
「とねんぼ」民族資料館、福原総本家旧宅(江戸時代中期頃の建物)を訪問し福原氏と談笑。登山道1合目にある大瀬の滝などを散策後、楽養館へ。

One thought on “残雪の苗場山

  1. MI

    小赤沢には何度か行っているが、今回初めて村を散策した。この福原総本家旧宅では、福原さんからこの村のとても興味深いお話を聞かせてもらいました。天保の飢饉で一つの集落が無くなってしまったこと。大正時代に山の中にトンネルを掘って水を引き水力発電所を作り、今も使われていること。その時には朝鮮からの労働者も大勢働いたこと。大正3年の集中豪雨による土砂崩れで多くの家が流されて犠牲者が出たこと。明治時代から小学校があり、大勢の子どもたちが勉強し、冬には雪のために家から通えないので、ここで寝泊まりしていたこと。最近村のただ一人の小学生が卒業し、村の小学校は休校になっていること。どこの地域にも何層にも重なる歴史があり、こんな歴史を伝えてくれる福原さんに感謝です。一合目にある大瀬の滝のそばに、土砂崩れの後、諏訪神社を祀ったそうです。

コメントを残す