<9/1> 秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳八合目駐車場へは平日のみマイカー通行可。すれ違い困難な道を登り駐車場に到着すると何とか1台分だけ空いていた。八合目には休憩所、トイレや湧き水がある。
管理者からの情報では浄土平からの下りは荒れているとのことから、当初予定通り左回りの秋田駒ヶ岳から横岳、焼岳を回るコースとした。美味しい水を補給して出発。
展望の良い登山道を景色を楽しみながら登る。気温は歩いていて丁度よく快適。
途中で地元中学生の団体とすれ違いになり、2班に別れてはいたが約100名もの人数で大分待たされる。
木道を少し進むと阿弥陀池と避難小屋が現れ、なんともいえない雰囲気を感じる。池尻から駒ヶ岳(男女岳)山頂まではわずかで、山頂に着くと360度の大展望。以前縦走した乳頭山への縦走路も見える。避難小屋脇を通り横岳へ。登った先には話題の「ムーミン谷」が現れる。今回は時間が足りないため行けないが、今度ゆっくり行ってみたい。様相が変わった焼岳を通り八合目駐車場へ下山した。
八合目駐車場から宿である森吉山荘までは車で2時間くらいかかるが、その間にコンビニ等は無く、翌日の食料が心配になった。国道150号から右折する「阿仁前田」交差点を直進するとすぐ先の左側にスーパーがあった。
<9/2> 赤水沢渓谷
今回のメインである赤水沢渓谷。台風の影響でどうするか迷ったが、運良く雨も降らなかった。
森吉山野生鳥獣センター駐車場へは、ノロ沢沿いは途中車止めがあるためセンターまで行けないため、キャンプ場方向を経由して途中から一方通行路を行く。駐車場には仮設トイレもあり、沢準備をして出発。
しばらくは遊歩道を歩くが、ここが一番の難所で、多数の蚊が身体にまとわりつき足や首筋等を何か所も刺される。虫対策が必要だった。赤水沢との分岐を桃洞沢方向に進むといよいよ桃洞沢に入る。
一枚岩のナメがずっと続き、まるで別世界の様な雰囲気になる。深みに注意しながら沢を気持ちよく歩く。殆ど足首程度の水量でこれぞ「天国の散歩道」。圧巻である。
最初の滝、桃洞滝が現れる。水量は少し多めだろうか。滝の右側を巻いていくが足場の岩が少し削られてり取り付きはわかりやすい。
二股に出ると右には八段の滝。ここは左のナメを進む。中ノ滝が出た。一見ルートが難しそうだが、右の岩を登り、沢を飛び越え左の岩に行くと滝の左側に上るルートがわかる。木の枝等を頼りに岩肌を登っていく。
すぐに男滝が現れる。滝右側にルートがあり、上の方には頼りないが残置ロープがあった。
ここから先は分岐だけを注意してナメを進む。最初の分岐は左の狭い方を進む(ピンクリボンがあった)。次の分岐は広い右の沢を進む(ピンクリボンがあった)。次の分岐は同じような広さの沢だが左の方の沢を進む(ピンクリボンがあった)。ナメではなく石の沢の分岐になったら右の方が少し水量が多いが左の沢を進むと、ハート形?口形?の窪みをした滝が現れる。ここは右側の土斜面を登る。残置ロープがあった。
その先はだんだん水量も少なくなり狭くなる。右側に細引き風な残置ロープのある滝を登ると、涸れ沢になり、藪漕ぎもなくすぐにリボンのある峠に出る。
ここから先は赤水沢の下りとなる。
最初の涸れ沢に降り、そこからナメを下っていく。所々急な斜面が現れ、沢靴が滑りそうで少し不安になるが、時には枝等にもつかまりながら下っていく。