日時:10/15~10/15
ルート:ノロ川沿い、桃洞・赤水分岐、桃洞滝、赤水・玉川分岐、兎滝
森吉山荘(6:00)-野生鳥獣センター(6:30)-立川橋(6:40)-桃洞・赤水分岐(7:30)-桃洞横滝(7:50)-桃洞滝(8:20)-桃洞・赤水分岐(8:40)-兎滝11:00)-赤水・玉川分岐(11:30)-野生鳥獣センター(13:40/14:00)-阿仁前田駅(14:50)
ガイドは、NPO森吉山ネイチャー協会の宮野さん。
野生鳥獣センターから、紅葉を楽しみながらノロ川沿いのブナ林を進み桃洞・赤水分岐までは約3.0㎞。
赤水渓谷一帯は、クマゲラの存在のおかげで伐採・植林されずに済んだとか。
渓谷は滑かな一枚岩盤の河床に、大小の甌穴(おうけつ)と滝が点在、
清流のきらめきと渓谷沿いの鮮やかな彩りの中、徐々に青空も見えてきて、まさに「天国の散歩道」。
紅葉のピークは、10/10頃でしたという話ですがまだまだ美しい。
桃洞横滝
桃洞滝の優美な姿にしばらく見とれた後、次は兎滝を目指す。
桃洞・赤水分岐に引き返し、赤水渓谷を歩いて、赤水・玉川分岐に向かう。
右側のブナの木には、熊がごちそうを得るためによじ登った爪の痕。
下方から親指以外の4つの爪痕がクサビ形に、互い違いに写真の中程まで続く。
桃洞・赤水渓谷、小又峡は約200万年前に噴出した火砕流が堆積した大地(溶結凝灰岩 welded tuff)が
侵食作用により形成されたU字渓谷。200万年前といえは、フィリピン海プレートに乗って移動してきた伊豆半島が
北アメリカプレートに衝突し、富士山や箱根などの噴火の引き金になったといわれる時代。
想像をはるかに超えた時代から長い時を経て、目の前に拡がる景色に感動。
兎滝、左側を向いた立ち兎。曇り空になり、兎を隠しそうな気配。